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メディシス Research Memo(7):低金利下において財務レバレッジを効かせた事業拡大戦略を継続

発行済 2015-06-19 10:23
更新済 2015-06-19 10:33
メディシス Research Memo(7):低金利下において財務レバレッジを効かせた事業拡大戦略を継続
4350
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■財務状況 メディカルシステムネットワーク (TOKYO:4350)の2015年3月末の総資産残高は前期末比2,473百万円増の45,587百万円となっており、主な増減要因を見ると、現預金が607百万円、売上債権が317百万円減少する一方で、在庫が1,116百万円、有形固定資産が1,273百万円、のれんが961百万円それぞれ増加した。
一方、負債は前期末比1,690百万円増の39,451百万円となった。
有利子負債が731百万円、買掛金が800百万円それぞれ増加した。
また、純資産に関しては主に利益剰余金の増加によって前期末比783百万円増の6,135百万円となった。
経営指標では自己資本比率が12.7%と前期比0.8ポイント改善しているが、引き続き有利子負債比率は高水準であり、低金利下において財務レバレッジを効かせた事業拡大戦略を継続していると言える。
ただ、今後は「サ高住」をオフバランス化していくことで資金効率を高め、有利子負債の水準としては200億円の範囲内に抑えていく考えで、中期計画中に自己資本比率20%台が見込まれる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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