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アクシージア Research Memo(5):2023年7月期第2四半期累計は売上高・利益ともに過去最高を達成

発行済 2023-04-11 15:05
更新済 2023-04-11 15:15
© Reuters.
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*15:05JST アクシージア Research Memo(5):2023年7月期第2四半期累計は売上高・利益ともに過去最高を達成 ■業績動向

1. 2023年7月期第2四半期累計の業績概要
アクシージア (TYO:4936)の2023年7月期第2四半期累計の売上高は5,118百万円(前年同期比30.1%増)、営業利益923百万円(同13.4%増)、経常利益867百万円(同3.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益572百万円(同5.4%増)となり、売上高・利益ともに過去最高を達成した。
また、計画比でも売上高で5.6%超、営業利益で45.0%超と順調に推移した。


売上高については、予算に基づいた先行的な広告投下によりブランド認知が向上し増収となった。
計画値(4,848百万円)と比較しても270百万円増と順調に推移している。
主力の中国市場は、ゼロコロナ政策からの転換により一時的に新型コロナウイルス感染症罹患者が爆発的に増加したものの、2023年の年明けから落ち着きを取り戻しつつある。
このような市場環境の下、特に「Douyin」が前年同期比201.0%増の1,177百万円と好調に推移したほか、中国サロンが同33.1%増の808百万円と回復基調にある。
国内売上はユイット・ラボラトリーズの子会社化が寄与し、同約10倍の372百万円となった。
ブランド別では、「AGtheory」ブランドが同67.0%増の2,258百万円と伸長したほか、「ザ ホワイト ドリンク」の好調が寄与し、育成分野が同82.2%増の563百万円となった。


売上総利益は増収効果に加え、利益率の高いBtoCやサプリメントの売上構成比が上昇し、前年同期比34.2%増となった。
販管費は、ブランド知名度向上及び販売基盤拡大のための広告宣伝を予算に基づき先行的に実施したほか、支払手数料の増加(「Douyin」等の売上拡大に伴って増加)、人件費の増加等により同42.2%増となった。
ただし、売上高広告宣伝費率で19.4%(前年同期は18.9%)、売上高支払手数料率で15.3%(同15.6%)と前年同期並みであり、計画の範囲内に収まっている。
結果として販管費が増加したものの、売上総利益の増加が上回り、営業利益は同13.4%の増益となった。



2023年7月期は売上高100億円超、営業利益18億円超とする期初予想を据え置き。
第2四半期までの進捗は順調
2. 2023年7月期の業績見通し
2023年7月期の売上高は10,351百万円(前期比26.0%増)、営業利益1,818百万円(同11.3%増)、経常利益1,797百万円(同2.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,172百万円(同5.0%増)とする期初予想を据え置いた。
高成長を持続することで売上高100億円超、営業利益18億円超を達成する計画である。


売上高については、順調な中国ECの事業拡大を軸に成長を図る。
具体的には、2022年7月期に旗艦店を出店した「Douyin」「Kuaishou(快手)」に続く中国ECプラットフォーム展開を推進することで多角化を図るほか、同社が得意とするボトムアップアプローチ(口コミ、SNS、ライブコマース)によるブランドポジション確立も継続する。
国内市場については、SNS発信を強化するとともに、アフターコロナに向けた施策として直営店舗の展開に注力する(詳細は後述)。
ブランド戦略として差別化が狙える美白市場でのブランド育成・ヒーロープロダクツ化を推進する。
販管費については、中国及び国内市場でのブランド知名度向上・販売基盤拡大のための広告宣伝活動のほか、化粧品登録(NMPA※)やブランド保護、2022年11月に設立した化粧品・医薬部外品の研究開発施設等に先行投資する方針である。
販管費は増えるものの、増収効果により増益を目指す。
なお、営業利益率が前期比2.3ポイント低下する計画だが、連結子会社化したユイット・ラボラトリーズの業績(売上高790百万円、営業利益10百万円の予想)の影響が大きい。


※National Medical Products Administrationの略で、中国国家食品薬品監督管理局。
米国FDAによるPMA認証に相当。



同社の主要市場である中国では、経済成長の鈍化や各種規制強化など、マクロの視点では弱含みの観測もある。
一方、ミクロの視点では、同社が対象とする化粧品EC市場はECプラットフォームの多様化に伴い成長が著しい。
また、各種規制に関しても、同社はNMPAをはじめとして徹底した対応を行っており、相対的に強みとなっている。
通期予想に対する第2四半期までの進捗率は、売上高で49.5%(前年同期は47.9%)、営業利益で50.8%(同49.8%)と前年同期をやや上回っている。
総合的な観点から、2023年7月期の売上高・営業利益は予想を達成する可能性が十分あると弊社では見ている。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)

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