[19日 ロイター] - 英国の金融行動監視機構(FCA)は英ヘッジファンド運用会社オデイ・アセット・マネジメントの現金と資産の動きに制限をかけた。創業パートナーのクリスピン・オデイ氏の性犯罪疑惑を巡る混乱に歯止めをかける狙いがある。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が報じた。
任意の制限について、オデイと合意しているという。
FTなどは今月8日、オデイ氏が25年間にわたり13人の女性に性的暴行や性的嫌がらせを行った疑惑について報じており、これを受けて投資家が資金を引き揚げる動きが加速していた。
オデイ・アセットは16日、解約が増えたことを理由にさらに多くのファンドを停止。ウェブサイト上の文書で分かった。資金やスタッフを他の資産運用会社に移管するための協議も進展している。