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節目の33000円接近での押し目待ち狙いの買いが意識されやすい

発行済 2023-06-21 08:35
更新済 2023-06-21 08:45
© Reuters.
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*08:35JST 節目の33000円接近での押し目待ち狙いの買いが意識されやすい  21日の日本株市場は、売り一巡後は次第に底堅さが意識される相場展開になりそうだ。
祝日明け20日の米国市場は、NYダウが245ドル安、ナスダックは22ポイント安だった。
予想を上回った5月住宅着工件数を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)による年内の利上げ再開懸念が高まった。
また、中国人民銀は回復が遅れている景気を刺激するため利下げに踏み切ったことで、世界経済の減速懸念も売り材料となった。
パウエルFRB議長の半年に一度の金融政策報告に関する議会証言を控え、調整的な売りも目立つなか終日軟調な展開。
シカゴ日経225先物清算値は、大阪比235円安の33105円、円相場は1ドル141円30銭台で推移している。


 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まることになりそうだ。
日経225先物はナイトセッションで一時33020円まで売られる場面が見られており、日経平均は再び節目の33000円に接近することになろう。
昨日の日経平均は前引けにかけて売りが強まり、33089.02円まで下落したが、後場に入り断続的なインデックス買いから33300円台を回復し、小幅ながらプラスで終えていた。
節目の33000円接近での押し目待ち狙いの買いが意識されやすく、売り一巡後の底堅さが見られるようだと、買い戻しの動きにも向かわせそうだ。


 テクニカル面では、日経平均はボリンジャーバンドの+1σが支持線として機能しており、足もとの調整でサポートラインに接近してきた。
33000円割れを狙った仕掛け的な動きが意識されるものの、+1σは32890円辺りまで切り上がってきており、同水準に接近する局面においては、押し目狙いのタイミングになろう。
昨日の売り一巡後の切り返しを見ても、海外投資家による日本株選好の流れは継続しているとみられる。
日本の大規模な金融緩和政策が継続するなか、日米金利差を狙った資金流入が意識されやすい。


 物色としては指数インパクトの大きい値がさハイテク株のほか、前日に揃って年初来高値を更新した大手商社株の動向が引き続き注目される。
また、株主総会が予定されているソフトバンクG (TYO:9984)は思惑的な動きが意識されそうだ。
そのほか、オービーシステム (TYO:5576)、シーユーシー (TYO:9158)の2社が新規上場となる。
良好なIPOの需給のなか、個人主体による値幅取り狙いの動きが活発となろう。

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