[香港 21日 ロイター] - 関係筋によると、米金融大手JPモルガン・チェースはアジアの投資銀行部門で約20人の人員を削減した。国際的な金融機関の間ではディールメイキングの低迷を背景に人員削減が相次いでいる。
今回の人員削減の対象はアナリストやエグゼクティブディレクターなどで、大半はジュニア職。20日に解雇通知があった。解雇されたディールメーカーは消費・ヘルスケア部門やプライベート・キャピタル・マーケットを担当していた。
JPモルガンのアジア地域の人員削減は今年2回目。第1・四半期にも投資銀行部門で中国のディールメイキング担当者など約20人を削減している。
ゴールドマン・サックスとシティも先週、それぞれ30人以上、20人以上のディールメーカーを解雇した。