🔥 プレミアムなAIの力による株式選択を、InvestingProから今なら最大50endbold%特別セールを請求する

売り一巡後は次第に底堅さが意識される相場展開に

発行済 2023-06-22 08:22
更新済 2023-06-22 08:30
© Reuters.
9984
-
*08:22JST 売り一巡後は次第に底堅さが意識される相場展開に  22日の日本株市場は、米株安の流れから売り優勢となろうが、売り一巡後は次第に底堅さが意識される相場展開になりそうだ。
21日の米国市場は、NYダウが102ドル安、ナスダックは165ポイント安だった。
パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が半年に一度の金融政策報告に関する議会証言で、年内の追加利上げが必要だと再表明したため、警戒感から売りが優勢となった。
NYダウは一時プラスに転じる場面も見られたが、金融引き締め長期化への警戒からハイテク株には利益確定の動きが強まり、結局主要な株式指数は下落で終了した。
シカゴ日経225先物清算値は、大阪比5円安の33565円、円相場は1ドル141円70銭台で推移している。


 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まることになりそうだ。
米国市場の流れから指数インパクトの大きい値がさハイテク株には売りが入りやすく、上値の重荷となりそうである。
ただし、日経225先物はナイトセッションで一時33740円まで買われた後は弱含みとなったが、33500円を挟んでの底堅い値動きだった。
為替相場では1ドル142円台に乗せる場面が見られるなか、海外投資家による押し目待ち狙いの買い意欲は強そうである。
そのため、短期的に売られる場面が見られるようであれば、押し目買いのスタンスに向かわせよう。


 需給面では四半期末に伴うリバランス売りや7月に入るとパッシブ型ETFの決算を控えているため、売り需要が警戒されている。
ただし、積極的な上値追いは慎重にさせるものの、イレギュラー的な需給要因ではないため、これら需給を想定した買い方も存在するだろう。
このところの動きを見ても、下へのバイアスが強まる場面においては、下値を拾う動きも見られている。
売り需要を睨んでの下落を狙った売りは動きも入りやすいだろうが、ショートに傾けるスタンスは避けておきたい。


 物色の流れとしては値がさハイテク株の底堅さを見極めるほか、こう着感が強まる局面においては、IPOラッシュが続くなかで個人主体による中小型株への物色になろう。
また、ソフトバンクG (TYO:9984)が底堅い値動きをみせてくるようだと、生成AIなどのテーマ株への物色が強まりそうだ。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます