[ニューヨーク 27日 ロイター] - 米新興電気自動車(EV)メーカーのローズタウン・モーターズは、米連邦破産法第11条(民事再生法に相当)の適用を申請し、身売りの意向を示した。大株主の台湾・鴻海科技集団(フォックスコン)と出資を巡ってもめていた。
ローズタウンは26日夜、デラウェア州で破産申請を行い、同時にフォックスコンに対して法的措置を取った。
破産裁判所に提出された訴状で、フォックスコンが最大1億7000万ドルを出資するという合意を守らなかったとし、詐欺行為で約束違反だと主張した。
フォックスコンは昨年11月、最大1億7000万ドルを投じローズタウンに約20%出資することで合意。その後5270万ドルを出資したが、契約違反を理由に追加出資に難色を示していた。