[18日 ロイター] - 米マイクロソフトは18日、業務支援サービス「マイクロソフト365」に搭載され、さまざまなコンテンツ作成が可能となる新たな人工知能(AI)ツールの「コパイロット」を1人当たり月額30ドルに設定すると発表した。
コパイロットは3月以降、少なくとも600社向けに試験運用しているが、まだ一般利用段階には至っていない。
また同社は、AIを搭載している検索エンジン「Bing(ビング)」の情報保護を強化して企業向けに提供することも明らかにした。
通常のビングと異なり、この企業向けバージョンは入力情報や検索の回答結果などが外部に漏れず、データがAIの学習に使われることもない。
公開されているAIツールで企業の秘密情報を扱うことに対する懸念が広がっていることに対応した形だ。