[ソウル 27日 ロイター] - 韓国の電池大手LGエナジー・ソリューション(LGES)が27日発表した第2・四半期決算は利益が予想を下回った。米ゼネラル・モーターズ(GM)の電気自動車(EV)「ボルト」のリコール(回収・無償修理)に関連して一時費用を計上したことが響いた。
LGESはGMやテスラなどに電池を供給している。
第2・四半期の営業利益は4610億ウォン(3億6300万ドル)。前年同期は1960億ウォンだった。
同社が今月発表した予想は6120億ウォン、リフィニティブがまとめた市場予想の平均は6410億ウォンだった。
GMのボルトのリコールに関連して1510億ウォンの一時費用を計上した。発火のリスクがあるとしてバッテリーを交換しているが、原材料価格が上昇しているため一時費用を計上した。
第2・四半期の売上高は73%増の8兆8000億ウォン。
LGESの株価は午前の取引で一時4.5%下落。その後1.9%安で取引されている。