[ニューデリー 28日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラの幹部がインド進出計画について同国の投資振興機関関係者とニューデリーで協議したことが分かった。本件について直接知る関係者が明らかにした。
テスラはインドで国内市場と輸出向けの低価格車両を生産する工場の建設に関心を示しており、新工場で生産される車両の価格は2万4000ドルと、現在のエントリーモデルを約25%下回る水準になる見通し。
関係者によると、テスラの米国幹部2人がニューデリーを訪問し、投資振興機関「インベスト・インディア」の関係者と面会した。27日の会合で同機関の最高経営責任者(CEO)と協議したという。
ロイターは24日、テスラの代表がゴヤル商工相とも面会し、EVの供給網構築や工場用地について協議する見通しと報じていた。
関係者によると、多くの州が工場誘致に前向きだが、テスラは現時点で自社の計画に関する連邦政府との協議に注力している。