[東京 31日 ロイター] - パナソニック ホールディングス傘下の電池事業会社とSUBARUは31日、電気自動車(EV)向けリチウムイオン電池の供給に関する提携に向け協議を開始すると発表した。EVの普及が急速に進む中、EV電池の需要に対応する。
パナソニックエナジーが生産する次世代の車載用円筒形リチウムイオン電池をスバルに供給し、スバルは群馬県内に新たに建設するバッテリーEV専用工場で2020年代後半から生産開始予定のEVへの搭載を視野に協議する。
パナソニックにとって国内大手自動車メーカーとの協議開始は、6月のマツダとの同様の発表に続き2件目。現在、パナソニックのリチウムイオン電池の売り上げの大半を米テスラが占めており、さらなる顧客層の拡大を目指している。