[東京 3日 ロイター] - 三越伊勢丹ホールディングスは3日、2024年3月期通期の連結営業利益予想を従来見通しの350億円から380億円(前年比28.3%増)に上方修正した。百貨店業を中心に好調だった4─6月期実績を反映させた。IBESがまとめたアナリスト11人のコンセンサス予想の平均値は370億円だった。
4─6月期の営業利益は前年の約2.1倍の86億円。新型コロナウイルスの感染症法上の分類「5類」への移行に伴う外出需要の拡大、国内旅行者や訪日外国人観光客の増加を受けて、首都圏店舗を中心に入店客数が伸びた。