[フランクフルト 10日 ロイター] - ドイツの保険大手アリアンツが10日発表した第2・四半期決算は純利益が18%増と、予想を上回った。市場が不安定だった前年同期から回復した。
通期の予想は据え置いた。自然災害に伴う保険金請求の減少で損害保険部門が好調だった。
第2・四半期の株主帰属純利益は23億3700万ユーロ(25億7000万ドル)。市場予想は23億0800万ユーロ、ロシアのウクライナ侵攻を受けて市場が動揺していた前年同期は19億7700万ユーロだった。
通期の営業利益目標は132億─152億ユーロで据え置いた。