[20日 ロイター] - 米メタ・プラットフォームズは、短文投稿アプリ「スレッズ」のウェブ版を近く提供する。利用者が急増した当初の勢いが失速する中、X(旧ツイッター)に対抗する狙いがある。
ウェブ版は、ブランドや企業アカウント、広告主、ジャーナリストなどパワーユーザーの利便性を高めるとして期待されている。
マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)はスレッズの投稿で、ウェブ版は「数日中に」ユーザーに届くと述べた。
スレッズはグーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」とアップルの「iOS」向けアプリとして先月5日に公開され、登録者がわずか5日間で1億人に達した。
しかしその後、より使い慣れたXに戻る動きが出て利用者は減少している。
ウェブアクセス解析サービスのシミラーウェブの10日付リポートによると、アンドロイド向けアプリの1日当たりアクティブユーザー数はわずか1カ月余りでピーク時の4930万人から1030万人に減少した。