[23日 ロイター] - オーストラリアのガス生産大手サントスが23日発表した上半期決算は、基調利益が8億0100万ドルとなり、前年同期の12億7000万ドルから37%減少した。石油と液化天然ガス(LNG)価格の下落と生産量の低迷が響いた。
石油とLNG価格は昨年上昇したが、主要消費国である中国の経済成長が予想を下回ったことと世界経済の先行き懸念が燃料需要の見通しを暗くしたため、上半期に下落した。
上半期の生産量も13%減少した。
ただ、中間配当は1株当たり0.087ドルに引き上げた。昨年は0.076ドルだった。