[24日 ロイター] - 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は23日、アリゾナ州でIT職940人を削減し、同州のIT業務を打ち切ると発表した。機能合理化、コスト削減の一環。
IT業務をミシガン、ジョージア、テキサス各州の施設に集約。アリゾナ州にはソフトウエア定義型自動車(SDV)に携わる80─90人程度が残る。人員削減の対象となった従業員は他州の求人に応募できる。
GMは別途、エンジニアリング職200人を削減する計画を認めた。大半はエンジニア資源を成長戦略に合致させるために新たな職場に再配置されるという。
GMは4月、2024年末までに20億ドルのコストを削減する計画を発表。その後、約5000人が早期退職を受け入れたと明らかにした。7月には同じ期間にさらに10億ドルの固定費を削減する方針も示している。