[29日 ロイター] - 米物流大手フェデックスは29日、利益向上策として2024年1月1日から配送料金と通関サービス手数料を引き上げると発表した。
同社の声明によると、フェデックス・エクスプレスの米国内および輸出入に伴う配送料金と、グラウンドとホーム・デリバリー部門の配送料金が平均5.9%引き上げられる。
フレイト部門については配送料金が平均5.9─6.9%引き上げられるが、新料金は国内便のみに適用されるという。
フェデックスは「今回の料金改定には、現状の営業環境に関連するコスト増を反映した」と説明した。
同社は利益向上を目指しており、昨年には25会計年度内に40億ドルのコスト削減を行う計画を打ち出している。
昨年度は約2万9000人を削減したほか、航空機18機を退役処分にした。また、オフィス閉鎖や日曜配送の縮小を行った。
*カテゴリーを追加します