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[ベンガルール 4日 ロイター] - インドのモバイル決済サービスペイティーエムの最高経営責任者(CEO)で創業者でもあるビジェイ・シェカー・シャルマ氏は4日、今後ペイティーエムの株式が売却される場合、自分の持ち分をさらに増やすことに前向きだと述べた。
シャルマ氏は数週間前に中国アリババグループ傘下の金融大手アント・グループからペイティーエム株を取得。現在の保有比率は19.42%で筆頭株主となっている。
シャルマ氏はロイターの取材に、「ペイティーエムは純粋にインドの企業だ。私が自分の会社の株式を取得できたのは画期的なことだ」と述べた。
また「アント・グループは今のところペイティーエム株を(追加で)売却したいとの考えを示していない。しかしもし彼らが売却するなら、私はどんなチャンスにも飛びつくつもりだ」と述べた。
アリババグループは2月、アント・グループに先立ってペイティーエム株を全て売却。ソフトバンクグループもペイティーエムの持ち分を縮小している。