[ニューヨーク 8日 ロイター] - オンラインゲームの作成・共有プラットフォーム運営会社の米ロブロックスは、10月からソニーのゲーム機「プレイステーション」での利用ができるようにする計画だ。これにより、ゲーム機としては世界最大の数億人に上るユーザーに門戸を開く。
またロブロックスは今月から、米メタの複合現実(MR、カメラによる周囲の現実とバーチャルのコンテンツを同時に表示する仕組み)用ゴーグル型端末「クエスト」で全面的に遊べる態勢も整えるとしている。クエストへの対応は7月から試験的に行われていた。
マニュエル・ブロンスタイン最高製品責任者は、今週の年次開発者会議に先立ってロイターに、こうした取り組みは携帯端末からパソコン、拡張現実(AR)・仮想現実(VR)用端末まで、いかなる分野のユーザーもロブロックスを使えるようにする計画の一環だと説明した。
ロブロックスは1日当たりユーザー数6600万人の大半が10代の若者で、子ども向けゲームサービスの提供者としては最も人気がある企業の一つ。次世代ユーザーの獲得を図りたいメタなど巨大IT企業からの注目度も高い。
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