🟢 市場は上昇しています。当社コミュニティの12万人を超えるメンバーは、すべてそれにどう対応すべきか知っています。
お客様もお分かりですよね。
40%割引で開始

アジア4カ国のアパレル輸出収入、酷暑と洪水の影響で大幅減へ=調査

発行済 2023-09-13 12:11
更新済 2023-09-13 12:19
© Reuters.  9月13日、シュローダーズとコーネル大学の合同調査結果によると、アジアのバングラデシュ、カンボジア、パキスタン、ベトナムの4カ国におけるアパレル業界の輸出収入は、酷暑と

Tommy Wilkes

[ロンドン 13日 ロイター] - 13日公表されたシュローダーズとコーネル大学の合同調査結果によると、アジアのバングラデシュ、カンボジア、パキスタン、ベトナムの4カ国におけるアパレル業界の輸出収入は、酷暑と洪水の影響により2025年から30年までに650億ドルほど下振れする可能性がある。

双方の研究者は、「順応できる気候」を想定したシナリオと「酷暑と洪水」のシナリオに基づいて何が起きるかを推定、将来の気温と洪水により影響を分析した。

後者のシナリオでは、気温と湿度の上昇に伴い、労働者が受ける「熱によるストレス」が強まり、生産は減少する。その上、洪水により工場は閉鎖を余儀なくされる。

4カ国は世界のアパレル輸出の18%を占め、アパレルとフットウエアの工場で合計1060万人の労働者を雇用している。

© Reuters.  9月13日、シュローダーズとコーネル大学の合同調査結果によると、アジアのバングラデシュ、カンボジア、パキスタン、ベトナムの4カ国におけるアパレル業界の輸出収入は、酷暑と洪水の影響により2025年から30年までに650億ドルほど下振れする可能性がある。写真は冠水した道路を通行する人や車。バングラディシュのダッカで8月撮影(2023年 ロイター/Mohammad Ponir Hossain)

酷暑と洪水の影響による全般的な生産性の低下を受け、4カ国のアパレル輸出収入は25年から30年にかけて、「順応できる気候」のシナリオと比べ650億ドル(22%)ほど減少、創出される雇用は95万人ほど少なくなると推計される。

また50年までには輸出収入は68.6%減り、創出される雇用は864万人ほど少なくなる。

さらに調査では、4カ国に展開している世界的なアパレルブランド6社のサプライチェーン(供給網)への影響を分析、酷暑と洪水は各社に大きな打撃をもたらす。例えば、あるブランドは年間営業利益の5%に相当する被害を受ける可能性がある。

最新のコメント

次の記事を読み込み中です
当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます