Katie Paul
[ニューヨーク 3日 ロイター] - 米メタは、メタバース事業を手がけるリアリティー・ラボ部門に属する内製シリコン製造チームのレイオフを計画している。
従業員には社内のコミュニケーションツール「ワークプレイス」で3日に通知された。事情に詳しい関係者の話では、4日朝までには具体的な処遇を伝えるとされている。
メタの拡張現実(AR)や仮想現実(VR)向け機器について、他社製品を上回る性能を発揮させるための半導体開発に従事する同チームで働くのは約600人。今回のレイオフが大幅であれば、特にAR用のスマートグラスの生産に影響が及ぶ恐れが出てくる。
これまでメタは、外部企業が提供する半導体に対抗できる製品をなかなか開発できず、現在は各機器に使う半導体の調達をクアルコムに依存している。