ヨコオ (TOKYO:6800)は、自動車搭載アンテナや電子機器、半導体回路検査機器に使用されるコネクタなどの製造を手掛ける。 医療用カテーテルに使用される微細部品の開発なども展開。
足元の2016年3月期第1四半期の連結業績は、売上高で前年同期比16.2％増の92.57億円、営業利益で同48.1％減の1.17億円、経常利益で同58.3％増の2.63億円、四半期純利益で同60.2％増の2.29億円と、営業利益は前年同期を下回ったものの、売上高、経常利益、四半期純利益は大幅な増収増益となった。
車載通信機器、回路検査用コネクタ、無線通信機器のすべてのセグメントが増収を達成、営業利益は車載通信機器セグメントが業量拡大に伴う一時的な輸送費用の増加等で赤字となったため減益となったが、円安進行による為替差益1.34億円の計上などにより経常増益につながった。
2016年3月通期の業績予想は、売上高で前期比6.1％増の365.00億円、営業利益で同60.7％増の14.00億円、経常利益で為替差益を見込まず同18.3％減の14.00億円、当期純利益で同34.8％減の10.50億円を見込む。