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キユーピー、キユーピータイランドでマヨネーズ類を増産、拡大するタイの国内需要と周辺エリアへの輸出に対応

発行済 2023-10-06 08:38
更新済 2023-10-06 11:36
© Reuters.  キユーピー、キユーピータイランドでマヨネーズ類を増産、拡大するタイの国内需要と周辺エリアへの輸出に対応
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[日本インタビュ新聞社] - ■約29億円を投じ生産能力を2倍に増強、2025年1月から新棟を稼働予定

 キユーピー<2809>(東証プライム)のグループ会社であるキユーピータイランド(KEWPIE (THAILAND) CO., LTD.、タイ国)は、約705百万タイバーツ(約29億円・2023年9月末時点の為替レートで計算)を投じ、工場にマヨネーズ類を製造する新棟を建設し、生産能力を2倍に増強する。これによりタイ国内および急拡大する輸出需要への供給体制を強化し、事業展開を加速する。新棟の稼働は2025年1月を予定している。

 キユーピーは1987年、現地企業と合弁でタイに東南アジアで最初の現地法人を設立した。2009年度からはキユーピータイランドを連結対象とし、調味料、カット野菜、卵加工品など、幅広い商品を製造・販売している。近年、キユーピータイランドではオセアニア地域を中心にマヨネーズ類の輸出が好調で、2022年度の売上は2019年度比で約3倍と急成長している。タイ国内の売上も、インバウンド需要の復活などを受け伸長している。今回の投資は、今後も見込まれるタイ国内および輸出需要の拡大に向けた供給体制の強化が目的である。タイを生産拠点の“ハブ”として、新規エリアの開拓や周辺エリアへさらなる輸出の販売強化を図っていく。

 新棟ではグルテンフリーやプラントベースの商品にも対応し、多様なニーズに応えていく。また太陽光パネルを設置し、工場全体の再生可能エネルギーの割合を約25%(2022年度実績)から約35%(2025年度予定)に引き上げる。同工場では2018年から太陽光パネルを設置し、CO2の排出削減に努めている。また、ボイラーにバイオマス燃料の「ヤシ殻」を使用し、ヤシ殻の“灰”はアップサイクルでレンガに加工後、行政を通じて周辺地域の住宅用建材に使用するなど、サーキュラーエコノミーの実現に向けた独自の取り組みも進めている。

 キユーピーは今後も、世界の各拠点における事業活動と周辺エリアへの輸出を通して、世界の食と健康に貢献していくとしている。

【新棟の概要】

・工場名・所在地:キユーピータイランド工場(タイ国 ラーチャブリー県) ・投資額:約705百万タイバーツ(約29億円※1) ・主な生産品目:タイ国内および輸出用のマヨネーズ類 ・生産能力:年間約18,000t(既存棟の18,000tと合計すると年間約36,000t) ・稼働開始:2025年1月を予定 (情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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