[深セン 19日 ロイター] - 調査会社カウンターポイント・リサーチによると、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)の新型スマートフォン「Mate(メイト)60」シリーズの販売台数が6週間で160万台に達した。
このうち40万台超が米アップルの「iPhone15」が中国本土で発売された時期を含む2週間に売れた。
カウンターポイントによると、販売されたMateシリーズの約4分の3がMate60プロ。
アップルのiPhone15の発売後17日間の販売台数は、iPhone14と比較して4.5%少なくなっている。
ファーウェイは8月下旬にMate60プロを発表。アナリストによると、国産の半導体が使用されており、米国による技術制裁にもかかわらず画期的な進歩を遂げている。
カウンターポイントのシニアアナリスト、アイバン・ラムによると、Mate60プロは大人気で、在庫が入荷するとすぐに買い占められ「永久に手に入らないような様相を呈している」という。