[パリ 31日 ロイター] - フランス自動車大手ルノーが、中国の国有投資銀行大手、中国国際金融(CICC)と提携の可能性を巡り「友好的」協議を行ったことが分かった。広報担当者が先の報道を認めた。ただ、これまでのところ合意や決定はないという。
広報担当者は「中国市場を巡る友好的協議のため、CICCとルノーグループの間で会合が行われた」と話した。
中国メディアの財聯社は27日、ルノーとCICCが新エネルギー車(NEV)の産業チェーンに焦点を合わせた投資ファンド設立に向けて共同出資する方針で暫定合意したと複数の関係者の話として報じた。デメオ最高経営責任者(CEO)が中国に一週間滞在していたという。