[7日 ロイター] - ドイツ連邦カルテル庁は7日、半導体受託生産世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)がザクセン州ドレスデンに建設する半導体工場について、独自動車部品大手ロバート・ボッシュ、独半導体大手インフィニオン、オランダの半導体大手NXPがそれぞれ10%出資することを認可したと発表した。
同庁のムント長官は「最近の地政学的な大変動は、特にドイツの産業にとって半導体へのアクセス確保がいかに重要かを示している」と表明。欧州連合(EU)とドイツは域内の半導体生産拠点の拡大にコミットしていると述べた
同工場はTSMCにとって初の欧州工場となる。