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And Doホールディングスは24年6月期1Q大幅増収増益

発行済 2023-11-15 10:25
更新済 2023-11-15 10:35
And Doホールディングスは24年6月期1Q大幅増収増益
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[日本インタビュ新聞社] - (決算速報)

 And Doホールディングス<3457>(東証プライム)は11月13日の取引時間終了後に24年6月期第1四半期連結業績を発表した。ハウス・リースバック事業と不動産売買事業が牽引して大幅増収増益だった。第1四半期として過去最高だった。そして通期の増収増益・連続増配予想を据え置いた。連続で過去最高を更新する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は地合い悪化も影響して水準を切り下げる形だったが、10月の直近安値圏から切り返し、さらに第1四半期業績を好感して急伸している。戻りを試す展開を期待したい。

■24年6月期1Q大幅増収増益、通期増収増益・連続増配予想据え置き

 24年6月期第1四半期の連結業績は売上高が前年同期比60.1%増の153億89百万円、営業利益が182.9%増の9億70百万円、経常利益が191.7%増の8億47百万円、親会社株主帰属四半期純利益が219.4%増の5億58百万円だった。ハウス・リースバック事業と不動産売買事業が牽引して大幅増収増益だった。第1四半期として過去最高だった。

 フランチャイズ事業は、売上高(調整前)が1.0%増の7億98百万円で、利益利益(調整前営業利益)が5.7%減の4億90百万円だった。利益面はプロモーション強化の影響で小幅減益だったが、売上面は加盟店舗数の増加により増収ペースへ回復基調となった。累計加盟店数(レントドゥ含む)は前年同期比14店舗増加して696店舗、累計開店店舗数は22店舗増加して629店舗となった。

 ハウス・リースバック事業は、売上高が45.7%増の62億68百万円、利益が40.9%増の7億75百万円だった。HLBファンド15号への譲渡(40.1億円)を実施して大幅増収増益だった。契約件数は3件増加の301件、物件取得数は37件増加の300件、期末保有物件数は31件増加の711件、期末保有物件総額(退去分除く簿価ベース)は14億15百万円増加の109億39百万円となった。なお、営業外収益の匿名組合投資利益として計上しているHLBファンドからの利益分配18百万円をセグメント業績に含めると、セグメント営業利益は41.5%増の7億94百万円となる。

 金融事業は売上高が32.6%減の1億11百万円で、利益が67.8%減の16百万円だった。不動産担保融資を戦略的に縮小(融資残高は17億71百万円減少の22億89百万円)しているため減収減益だったが、リバースモーゲージ保証は順調に拡大(新規保証件数が59件増加の145件、保証残高が49億32百万円増加の149億34百万円)している。

 不動産売買事業は売上高が108.4%増の73億52百万円、利益が185.5%増の7億63百万円だった。取引件数は26件増加の172件だった。回転率向上による資本効率改善を目指し、中古住宅買取再販を強化している。

 不動産流通(仲介)事業は売上高が9.0%減の4億32百万円、利益が0.6%減の1億50百万円だった。仲介件数は124件減少して433件だった。成長強化事業への人員シフトを進めているため減収減益だが、計画比進捗率は順調だった。

 リフォーム事業は、売上高が7.3%増の6億08百万円、利益が48.6%増の52百万円だった。契約件数は24件減少の391件、完工件数は36件減少の393件だった。成長強化事業への人員シフトを進めているが、単価上昇や生産性向上の効果で増収増益だった。

 通期の連結業績予想は据え置いて、売上高が23年6月期比15.8%増の573億70百万円、営業利益が13.3%増の36億円、経常利益が7.2%増の36億円、親会社株主帰属当期純利益が8.2%増の23億76百万円としている。配当予想は23年6月期比3円増配の43円(期末一括)としている。連続増配で予想配当性向は35.4%となる。

 セグメント別の営業利益(調整前)計画はフランチャイズ事業が9.5%増の22億50百万円、ハウス・リースバック事業が3.1%増の33億50百万円、金融事業が3.3%増の1億20百万円、不動産売買事業が24.6%増の22億20百万円、不動産流通事業が8.4%減の5億円、リフォーム事業が0.8増の2億20百万円としている。

 24年6月期も増収増益・連続増配予想としている。成長強化事業のフランチャイズ事業、ハウス・リースバック事業、不動産売買事業が牽引し、連続で過去最高を更新する見込みとしている。第1四半期が大幅増収増益と順調であり、積極的な事業展開収益拡大基調だろう。

■株価は戻り試す

 株価は地合い悪化も影響して水準を切り下げる形だったが、10月の直近安値圏から切り返し、さらに第1四半期業績を好感して急伸している。戻りを試す展開を期待したい。11月14日の終値は1067円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS121円42銭で算出)は約9倍、今期予想配当利回り(会社予想の43円で算出)は約4.0%、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS784円67銭で算出)は約1.5倍、そして時価総額は約212億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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