[ワシントン 16日 ロイター] - 米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は16日、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスのガザ最大病院での活動について、米当局の情報に自信を持っており、イスラエル側の情報を共有する考えはないと述べた。
イスラエル軍は15日、ガザ最大のシファ病院に突入。イスラエル軍報道官は、病院内の建物からハマスの武器や戦闘装備品を発見したと発表した。
病院突入以降、イスラエルが新たな情報を共有したかという質問に対し、カービー氏は「米・イスラエル間で交わされる可能性のある特定の情報について話すつもりはない」とし、イスラエル側が発表することと応じた。
さらに米国には、ハマスがシファ病院を司令本部として、さらに武器の保管施設として利用していた公算が大きいと確信できる独自の情報があり、「われわれは独自の情報に自信を持っている」という見方を改めて示した。