[28日 ロイター] - オーストラリア東岸カーティス島の液化天然ガス(LNG)輸出施設で、停泊中のタンカーに障害が発生して航行できなくなり輸送が停止している。オーストラリア・パシフィックLNG(APLNG)の運営会社、米コノコフィリップスと共同所有者の豪オリジン・エナジーが28日に明らかにした。
APLNGの大口顧客は中国石油化工(シノペック)と関西電力。
船舶追跡データによると、航行不能になったタンカーは中国に向かう予定だった「Cesi Qingdao」。この船の管理会社は、22日に推進力に不具合が生じたと説明した。
すでに2カーゴ分の出荷に遅れが生じている。オリジンは影響がどの程度に及ぶかは、問題のタンカーがいつ航行可能になるか次第になると説明した。