Dhwani Pandya
[ムンバイ 17日 ロイター] - インド放送大手ジー・エンターテインメント・エンタープライゼズは17日付の証券取引所への提出書類で、ソニーグループのインド子会社に合併期限のさらなる延長を求めたことを明らかにした。
また、16日に提出した別の書類では、合併完了の期限である12月21日を前に独立社外取締役のVivek Mehra氏とSasha Mirchandani氏が再任に必要な票を得られなかったとした。
両氏の再任は、合併後の新会社トップ選びに影響を与える可能性があることから注目されていた。
ジーとソニーG傘下ソニー・ピクチャーズ・ネットワークス・インディア(SPNI)の合併計画は約2年前に発表されたが、規制面などの不確定要因で延期されてきた。
双方は合併後の経営トップ人事についても対立してきた。
インド紙ミントは先月、関係者の話として、候補だったジーのプニット・ゴエンカ最高経営責任者(CEO)が当局の調査を受けていることから、ソニーがSPNIのマネジングディレクター、N.P.シン氏を合併会社のトップに据えるよう働きかけていると報じた。