40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

サムスン電子、第4四半期は35%営業減益に 需要弱く予想下回る

発行済 2024-01-09 09:13
更新済 2024-01-09 11:29
© Reuters.  1月9日、韓国サムスン電子は、2023年第4・四半期の営業利益が前年同期比35%減少するとの見通しを示した。半導体メモリーの価格回復により、主力半導体部門の損失が縮小し

[ソウル 9日 ロイター] - 韓国サムスン電子は9日、2023年第4・四半期の営業利益が前年同期比35%減少するとの見通しを示した。アナリスト予想を大きく下回る内容となった。半導体価格は回復しているものの、テレビや家電を含む多くの事業で低迷が続いた。

営業利益は2兆8000億ウォン(21億3000万ドル)の見通し。前年同期は4兆3100億ウォンだった。サムスンは31日に詳細な決算を発表する。

LSEGがまとめた予想は3兆7000億ウォンだった。予想は下回ったが、ここ5四半期では最小の前年比減益率となった。

今年はメモリー半導体の回復が見込まれている。生産縮小を受けて第4・四半期に価格が回復しており、この傾向は継続するとみられている。

アナリストによると、半導体部門はDRAM事業が黒字転換したことでメモリー半導体の収益が改善し、第4・四半期の損失が第2・四半期(4兆3600億ウォン)と第3・四半期(3兆7500億ウォン)から減少する可能性が高いという。

調査会社トレンドフォースのデータによると、第4・四半期にモバイル端末向けDRAMチップの価格は推定18─23%、モバイル端末向けNAND型フラッシュメモリーチップの価格は10─15%、それぞれ上昇した。

ただ、アナリストはサムスン電子の第4・四半期営業利益が予想を下回ったことについて、半導体受託生産やモバイルプロセッサー、テレビ、家電といった事業が期待外れだったことが要因である可能性を指摘した。

BNKインベストメント・アンド・セキュリティーズのアナリストは「唯一改善したのはメモリーチップだが、これは中国のパソコン・モバイル端末メーカーがようやく自社の在庫を使い尽くし第4・四半期に補充を始めたためだ」と指摘。

「消費者の需要はまだ芳しくない。金利が引き下げられ、経済が刺激されない限り、あまり改善は見込めない」と語った。

モバイル事業では、主力の折りたたみ式2機種の出荷台数が第3・四半期に比べてそれぞれ約100万台減少し、利益が若干落ち込む可能性が高いとみられる。

サムスンは売上高について、前年比4.9%減の67兆ウォンになりそうだと明かした。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます