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イーライリリー、利益見通しが予想超え 肥満症治療薬の需要拡大

発行済 2024-02-07 10:03
更新済 2024-02-07 10:10
© Reuters.  2月6日、米医薬品大手イーライリリーは、今年通期の調整後の1株当たり利益を12.20─12.70ドルとする見通しを示した。サンディエゴで2020年撮影(2024年 ロイ
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Patrick Wingrove Bhanvi Satija

[6日 ロイター] - 米医薬品大手イーライリリーは6日、今年通期の調整後の1株当たり利益を12.20─12.70ドルとする見通しを示した。見通しの中間値はLSEGが集計したアナリスト予想の12.43ドルを上回った。肥満症治療薬「ゼップバウンド」などの需要拡大が追い風となる。

今年通期の売上高は404億─416億ドルと見込んだ。

同社株はこのところ、糖尿病治療薬「マンジャロ」やゼップバウンドの需要急増を背景に買いが集まり、時価総額は6000億ドル強に膨らんでいる。

© Reuters.  2月6日、米医薬品大手イーライリリーは、今年通期の調整後の1株当たり利益を12.20─12.70ドルとする見通しを示した。サンディエゴで2020年撮影(2024年 ロイター/Mike Blake)

イーライリリーは投資家との電話会見で、ノースカロライナ州コンコードの新たな工場で早ければ今年末にもゼップバウンドとマンジャロの生産を始め、来年に出荷すると発表した。

同社によると、ゼップバウンドの売上高は昨年11月に米国で承認された後の数週間で1億7580万ドルに達した。

昨年第4・四半期のマンジャロの売上高は前年同期の2億7920万ドルから22億1000万ドルに急増、BMOキャピタル・マーケッツによる予想の18億ドルを大きく上回った。

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