[21日 ロイター] - 中国は、有力機関投資家が、株式の取引日の開始直後と終了間際に保有株式を減らすことを禁止した。ブルームバーグ・ニュースが21日報じた。
それによると、証券監督当局が主要な資産運用会社や証券会社の自己勘定取引部門に指示した。
対象となった機関投資家は、取引開始および終了の各30分間は株を売り越すことをできない。
当局は一部証券会社に、空売り目的の顧客への貸株を回収するよう指示し、ヘッジファンドに集中的な売り注文を出さないよう要請した。
以前、人民元が大きく下落していた時期に、当局は取引終了時の元売り持ちを抑制する措置を講じたことがある。