[東京 7日 ロイター] - ファーストリテイリングが3営業日ぶりに反発し、一時4%超高の4万2530円で高値をつけた。足元の株価は3%超高で、1銘柄で日経平均を約120円押し上げている。2日に発表した4月のユニクロ国内既存店売上高が前年比18.9%増加したことなどが好感されている。
4月は気温が高く夏物商品を中心に販売が好調だった。市場では「これからも気温が上昇することが予想されており、想定以上の夏物の売り上げが期待できる」(国内証券アナリスト)との声が聞かれた。客数は同6.8%増、客単価は同11.3%増だった。
同社は4月1日に上場来高値(4万8040円)をつけた後、11日の2024年8月期上期の決算発表をはさんで、軟調な値動きが続いていた。