10時時点の日経平均は前日比97.66円高の19214.07円で推移している。
米国株は小幅マイナスだったものの、ドル買いなどを材料に東京市場は買い優勢で取引を開始。
連日で上昇していた郵政グループ3社はそろって反落と利益確定売りが優勢となっているが、全体相場への影響は限定的となっている。
業種別では、陸運、電気・ガス、精密機器、小売、空運、ガラス・土石が上昇している一方、パルプ・紙、ゴム製品、石油・石炭、その他製品がさえない。
売買代金上位銘柄では、かんぽ生命 (T:7181)、日本郵政 (T:6178)、ゆうちょ銀行 (T:7182)が前日比3%前後下げているが商いはさほど膨らんでいない。
売り圧力はさほど強まっていないと見られる。
(先物OPアナリスト 田代昌之)