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売り一巡後は底堅さが意識される相場展開に

発行済 2024-06-12 08:32
更新済 2024-06-12 08:45
© Reuters.
*08:32JST 売り一巡後は底堅さが意識される相場展開に  12日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。
11日の米国市場は、NYダウが120ドル安、ナスダックは151ポイント高だった。
5月の米消費者物価指数(CPI)の発表や米連邦公開市場委員会(FOMC)の公表を翌日に控えるなか、持ち高調整の売りが優勢となった。
一方で、アップルが買われるなどハイテク株の一角が堅調となり、ナスダックは連日で最高値を更新。
シカゴ日経225先物は大阪比275円安の38905円。
円相場は1ドル157円10銭台で推移している。


 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り優勢で始まることになりそうだ。
日経225先物はナイトセッションで一時38810円まで売られる場面もみられたが、13週線水準が支持線として意識される格好から下げ渋り、75日線水準で終える形となった。
前日の上昇部分を帳消しにする格好ではあるが、売り一巡後は次第に底堅さが意識されてくる可能性はありそうだ。
そのため、日経平均株価は前日に上回った75日線を割り込んでくるものの、13週線辺りでの底堅さはみられよう。


 また、米国ではアップルが7%を超える上昇となった。
前日の年次開発者会議で生成AIサービス「アップルインテリジェンス」を発表したことが材料視される形となったが、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への下支えにつながるほか、物色に広がりはみられないだろうが、AI関連の一角には短期資金が向かいやすいだろう。
また、外資系証券でソフトバンクG (TYO:9984)の格上げの動きが観測されている。
同社は6日に一時9929円まで買われ、2021年5月以来の1万円回復が射程に入ってきている。
指数インパクトの大きい銘柄でもあり、関心が集まりそうだ。


 また、FOMCおよびCPIの発表を控え全体としては動きづらいところであり、仕掛け的な売りも入りづらいと考えられる。
そのためインデックス売買の影響を受けない中小型株へは、個人主体の短期資金が向かう可能性もありそうだ。
弱い基調が続くグロース250指数は、上値抵抗線として機能している25日線を捉えてきており、リバウンド機運が高まりやすい水準である。

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