[上海 7日 ロイター] - 上海総合指数 .SSEC 前営業日比 売買代金概算 大引け 3536.9272 11.9352高 2794.0億元(上海A株) 高値 3543.9454 安値 3506.6248 前場終値 3539.0433 14.0513高 1527.8億元(上海A株) 寄り付き 3529.8063 4.8143高 前営業日終値 3524.9920 59.8317安 3188.5億元(上海A株)
ハンセン指数 .HSI 前場終値 22327.99 92.10高 412.2億香港ドル 寄り付き 22336.32 100.43高 前営業日終値 22235.89 181.12安 760.5億香港ドル
週明け7日の中国株式市場は反発して取引を終了。 中国市場では不動産株から、政府が成長の原動力と期待をかけるハイテクやヘルスケ ア株へと乗り換える動きがみられる。 上海総合指数 .SSEC の終値は11.9352ポイント(0.34%)高の3536 .9272。 上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数 .CSI300 は10.015ポイント(0.27%)高の3687.607。 ただ、投資家の警戒感を反映し、上海市場の出来高は1カ月ぶり低水準となった。
今週以降、中国の主要統計が多く発表される予定。弱い内容となることが予想され 、政府による一段の景気刺激策への期待が広がっている。これを受けて、支援策の恩恵を 受ける可能性の高い業種の株が買われた。 深セン証券取引所の新興企業向け市場、創業板(チャイネクスト) .CHINEXTC は約 2%高。ヘルスケア株指数 .CSI300HC は2.1%高となった。漢方薬を扱う北京同仁堂< 600085.SS>は、1日の値幅上限となる10%高。 半面、不動産株は値を下げた。先週は万科企業 000002.SZ が33%上昇するなど急 伸していた。万科企業は5%超の下落。先週の大幅高は、不動産・保険事業を手掛ける深 セン市鉅盛華実業発展が出資比率を増やし、筆頭株主になったことが背景だったと明らか にした。 中信証券(CITIC) 600030.SS は1.8%安。同社は6日、自社の幹部2人と 連絡が取れなくなっていると発表した。幹部は捜査への協力を求められていると報じられ ていた。
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