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アサヒグループホールディングスは初受賞で、経営理念と長期ビジョンを同社のステークホルダーと関連付け、かつ解決すべき社会的課題に結び付けて簡潔に説明し、フレームワークに参照しつつ価値創造プロセスと各事業部での事業展開のストーリーをわかりやすく表現している点が評価された。
伊藤忠商事は3回連続の受賞で、積み上げてきた統合報告のスタイルを基礎に、総合商社における独自の競争優位性を鮮明に示し、それを支える事業投資に対する考え方や新旧中期経営計画の連関を簡明に説明するほか、TSR などを入れた株主価値のページを新設した点などが評価されている。
オムロンも3回連続の受賞で、事業別を中心にビジネスモデルを上手く説明するとともに、事業選択と事業効率の指標であるROIC 経営2.0 を仲立ちにTSR など株主価値の説明に繋げ、さらにスチュワードシップ・コードとコーポレート・ガバナンスコードの新たな動向にもいち早く対応した点などが注目されている。
MS&ADインシュアランスグループホールディングスは初受賞で、制度上求められる「ディスクロージャー誌」を母体に、保険契約者に理解し易くかつ投資家の情報要求にも応えられる水準で、総合保険業の価値創造ストーリーを簡潔に説明するなかでERM 経営やグループROE分解を使用し具体的な数値の説明に繋いだ点などが評価ポイントとなった。
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