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過去からの推移を見ると、J-REITはリーマン・ショック以降、伸び悩みが見られたものの、2013年から拡大基調に転じている。
一方、私募ファンドは保有物件の売却を進めたことなどから縮小傾向をたどってきたが、足元では横ばいで推移しており縮小傾向に歯止めがかかったものとみられる。
都内の不動産マーケットは物件取得が困難な状況が続いているが、積極的な物件取得の動きが見られることから私募ファンド市場が再び拡大基調に入る可能性も考えられる。
一方、東証REIT指数は好調に推移しており、J-REITの銘柄数も2015年12月末で53銘柄となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)