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ケネディクス Research Memo(12):拡大基調のJ-REIT。再び拡大の可能性が高まる私募ファンド市場

発行済 2016-03-09 16:42
更新済 2016-03-09 17:00
ケネディクス Research Memo(12):拡大基調のJ-REIT。再び拡大の可能性が高まる私募ファンド市場
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■ケネディクス (T:4321)の業界環境 (1) 不動産投資ファンド市場の動き 三井住友トラスト基礎研究所の調査によると、2015年6月末のJ-REIT、私募ファンドを合わせた市場規模(運用資産額ベース)は約28.6兆円となっている。
過去からの推移を見ると、J-REITはリーマン・ショック以降、伸び悩みが見られたものの、2013年から拡大基調に転じている。
一方、私募ファンドは保有物件の売却を進めたことなどから縮小傾向をたどってきたが、足元では横ばいで推移しており縮小傾向に歯止めがかかったものとみられる。
都内の不動産マーケットは物件取得が困難な状況が続いているが、積極的な物件取得の動きが見られることから私募ファンド市場が再び拡大基調に入る可能性も考えられる。
一方、東証REIT指数は好調に推移しており、J-REITの銘柄数も2015年12月末で53銘柄となっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)

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