世界最大のパソコン・メーカーであるレノボ・グループは、COVID-19パンデミック後の需要低迷からの脱却を図り、第4四半期の売上高が9%増の138億ドルに達したと発表した。木曜日に発表されたこの業績は、LSEGが提供した8人のアナリストのデータに基づくアナリストの平均予測130億ドルを上回った。
COVID後の5四半期連続の減収に耐えた後、同社はこれで2四半期連続の増収となった。調査会社IDCの報告によれば、世界PC市場は2年近くにわたって減少を続けてきたが、今年第1四半期には増加に転じた。
第1四半期のPC出荷台数は前年同期比1.5%増の5,980万台だった。IDCの調査結果によると、レノボは市場シェア23%で首位の座を維持している。
四半期の業績は好調だったものの、レノボの3月期の年間売上高は8%減の619億ドルとなった。しかし、この数字はアナリストが予想した561億9000万ドルを依然として上回っている。
増収に加え、1-3月期の純利益は118%増の2億4800万ドルと、こちらもアナリスト予想の1億6200万ドルを上回った。今回の決算更新は、レノボの回復力と、世界的なパンデミックとその後の市場変動によってもたらされた課題を乗り切る能力を強調するものである。
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