4日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい
・16000円割れは想定内でショートカバー狙い、ポケモノミクス再動意も
・ドル・円は101円11銭付近、ドル弱含み、日本株の軟調地合い継続
・三菱商事、スズキなど6社の目標株価変更
■16000円割れは想定内でショートカバー狙い、ポケモノミクス再動意も
日経平均は続落62.96円安の16020.15円(出来高概算9億9000万株)で前場の取引を終えている3日の米国市場は、原油相場の上昇やADP雇用報告が予想を上回ったことが好感され、NYダウは8日ぶりに反発シカゴ日経225先物清算値は大阪比30円高だった原油相場が時間外で強い動きをみせていたほか、円相場も一先ず落ち着きをみせるなか、シカゴ先物を上回ってのスタートこれにより、寄付き直後には16200円を回復する場面もみられている
しかし、週末の米雇用統計など重要指標を控えていることもあって、その後はこう着感の強い相場展開に前場半ば辺りからは急速に上げ幅を縮めると、一時15921.04円と節目16000円を割り込む場面もみられているセクターでは食料品が下落率トップだったほか、石油石炭、情報通信、小売、精密機器、不動産、パルプ紙、陸運などが冴えない一方で海運、証券、非鉄金属、鉄鋼がしっかり東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が過半数を占めている
日経平均は25日線や一目均衡表の雲上限に上値を抑えられる格好となっている上値の重さが意識されるなか、下げに転じているただし、このとこる大阪225先物はナイトセッションで節目の16000円を下回る場面がみられていたこともあり、16000円割れは想定の範囲内であろう押し目拾いのスタンスを取りたいところである
後場は日銀のETF買入れが行われる可能性がある大きなインパクトは期待しづらいだろうが、16000円処での底堅さが意識されてくるようだと、短期筋のショートカバーを誘い込む可能性なども意識されてくる物色対象としては指数インパクトの大きい値がさの一角に値幅取り狙いの資金が向かいやすいだろう
その他、ARゲーム「ポケモンGO」がリオデジャネイロ五輪の開幕を5日に控えたブラジルで配信が始まったと報じられているリオ五輪関連としても、ポケモノミクスを物色する流れに向かいそうである
(株式部長 村瀬智一)
■ドル・円は101円11銭付近、ドル弱含み、日本株の軟調地合い継続
4日午前の東京外為市場では、ドル・円は弱含む展開となった日経平均株価の下落基調を反映した値動きドル・円は101円前半で寄り付いた後、日本株安でドル売り・円買いの基調が強まった日経平均株価が節目の16000円を割り込んだ場面では、一時100円87銭まで下落ただ、その後は日経平均の下げ幅縮小で101円台を維持
一方、岩田日銀副総裁は横浜市内で講演し、「2017年度中の物価2%上昇の目標達成は不確実性が大きい」「総括的検証は、特定の方向性を考えているわけではない」などと述べたが、ドル・円相場への影響は限定的だった
午後の取引ではドルは101円台で底堅い値動きとなろうただ、今晩の英中銀による政策発表を控え警戒感が広がっており、積極的な売り買いは手控えられそうだ
ここまでドル・円は100円87銭から101円37銭、ユーロ・円は112円52銭から113円04銭、ユーロ・ドルは1.1135ドルから1.1156ドルで推移
12時20分時点のドル・円は101円11銭、ユーロ・円は112円69銭、ポンド・円は134円83銭、豪ドル・円は76円93銭で推移している
(為替・債券アナリスト 吉池威)
■後場のチェック銘柄
・三菱商事 {{|0:}}、スズキ {{|0:}}など6社の目標株価変更
・値下がり寄与トップはKDDI、2位ソフトバンクG
、2銘柄で日経平均を約30円押し下げた
・極楽湯、EG、タツモ、ダルトンなどがストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・岩田日銀副総裁
「2017年度中の物価2%上昇の目標達成は不確実性が大きい」
「総括的検証は、特定の方向性を考えているわけではない」
☆後場の注目スケジュール☆
・特になし
<WA>
・16000円割れは想定内でショートカバー狙い、ポケモノミクス再動意も
・ドル・円は101円11銭付近、ドル弱含み、日本株の軟調地合い継続
・三菱商事、スズキなど6社の目標株価変更
■16000円割れは想定内でショートカバー狙い、ポケモノミクス再動意も
日経平均は続落62.96円安の16020.15円(出来高概算9億9000万株)で前場の取引を終えている3日の米国市場は、原油相場の上昇やADP雇用報告が予想を上回ったことが好感され、NYダウは8日ぶりに反発シカゴ日経225先物清算値は大阪比30円高だった原油相場が時間外で強い動きをみせていたほか、円相場も一先ず落ち着きをみせるなか、シカゴ先物を上回ってのスタートこれにより、寄付き直後には16200円を回復する場面もみられている
しかし、週末の米雇用統計など重要指標を控えていることもあって、その後はこう着感の強い相場展開に前場半ば辺りからは急速に上げ幅を縮めると、一時15921.04円と節目16000円を割り込む場面もみられているセクターでは食料品が下落率トップだったほか、石油石炭、情報通信、小売、精密機器、不動産、パルプ紙、陸運などが冴えない一方で海運、証券、非鉄金属、鉄鋼がしっかり東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が過半数を占めている
日経平均は25日線や一目均衡表の雲上限に上値を抑えられる格好となっている上値の重さが意識されるなか、下げに転じているただし、このとこる大阪225先物はナイトセッションで節目の16000円を下回る場面がみられていたこともあり、16000円割れは想定の範囲内であろう押し目拾いのスタンスを取りたいところである
後場は日銀のETF買入れが行われる可能性がある大きなインパクトは期待しづらいだろうが、16000円処での底堅さが意識されてくるようだと、短期筋のショートカバーを誘い込む可能性なども意識されてくる物色対象としては指数インパクトの大きい値がさの一角に値幅取り狙いの資金が向かいやすいだろう
その他、ARゲーム「ポケモンGO」がリオデジャネイロ五輪の開幕を5日に控えたブラジルで配信が始まったと報じられているリオ五輪関連としても、ポケモノミクスを物色する流れに向かいそうである
(株式部長 村瀬智一)
■ドル・円は101円11銭付近、ドル弱含み、日本株の軟調地合い継続
4日午前の東京外為市場では、ドル・円は弱含む展開となった日経平均株価の下落基調を反映した値動きドル・円は101円前半で寄り付いた後、日本株安でドル売り・円買いの基調が強まった日経平均株価が節目の16000円を割り込んだ場面では、一時100円87銭まで下落ただ、その後は日経平均の下げ幅縮小で101円台を維持
一方、岩田日銀副総裁は横浜市内で講演し、「2017年度中の物価2%上昇の目標達成は不確実性が大きい」「総括的検証は、特定の方向性を考えているわけではない」などと述べたが、ドル・円相場への影響は限定的だった
午後の取引ではドルは101円台で底堅い値動きとなろうただ、今晩の英中銀による政策発表を控え警戒感が広がっており、積極的な売り買いは手控えられそうだ
ここまでドル・円は100円87銭から101円37銭、ユーロ・円は112円52銭から113円04銭、ユーロ・ドルは1.1135ドルから1.1156ドルで推移
12時20分時点のドル・円は101円11銭、ユーロ・円は112円69銭、ポンド・円は134円83銭、豪ドル・円は76円93銭で推移している
(為替・債券アナリスト 吉池威)
■後場のチェック銘柄
・三菱商事 {{|0:}}、スズキ {{|0:}}など6社の目標株価変更
・値下がり寄与トップはKDDI、2位ソフトバンクG
、2銘柄で日経平均を約30円押し下げた
・極楽湯、EG、タツモ、ダルトンなどがストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・岩田日銀副総裁
「2017年度中の物価2%上昇の目標達成は不確実性が大きい」
「総括的検証は、特定の方向性を考えているわけではない」
☆後場の注目スケジュール☆
・特になし
<WA>