■業績動向
(1) 2017年12月期の業績概要
オロ (T:3983)の2017年12月期通期の連結業績は、売上高が前期比15.8%増の3,910百万円、営業利益が同25.9%増の858百万円、経常利益が同19.1%増の840百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同24.6%増の574百万円と増収増益の好決算となった。
売上高は、ビジネスソリューション事業が前期比18.6%増、コミュニケーションデザイン事業が同13.4%増と、両事業ともに順調に推移した。
ビジネスソリューション事業においては、新規上場効果も寄与し新規顧客獲得が好調だった。
稼働ライセンス数も12万を突破し伸び続けている。
コミュニケーションデザイン事業においては、第4四半期に既存顧客との取引拡大により想定を超えて伸長した。
売上原価は、コミュニケーションデザイン事業における外注費の増加やエンジニアの増員・平均報酬増加などにより金額としては251百万円増加したが、増収効果が上回り、率としては0.5ポイント減少した。
販管費に関しても、管理系人員の増加等や事業税の増加、研究開発費の増加により金額としては増加したが、販管費率では1.3ポイントの減少(増収効果による)となった。
結果として各利益ともに過去最高を更新した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)
(1) 2017年12月期の業績概要
オロ (T:3983)の2017年12月期通期の連結業績は、売上高が前期比15.8%増の3,910百万円、営業利益が同25.9%増の858百万円、経常利益が同19.1%増の840百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同24.6%増の574百万円と増収増益の好決算となった。
売上高は、ビジネスソリューション事業が前期比18.6%増、コミュニケーションデザイン事業が同13.4%増と、両事業ともに順調に推移した。
ビジネスソリューション事業においては、新規上場効果も寄与し新規顧客獲得が好調だった。
稼働ライセンス数も12万を突破し伸び続けている。
コミュニケーションデザイン事業においては、第4四半期に既存顧客との取引拡大により想定を超えて伸長した。
売上原価は、コミュニケーションデザイン事業における外注費の増加やエンジニアの増員・平均報酬増加などにより金額としては251百万円増加したが、増収効果が上回り、率としては0.5ポイント減少した。
販管費に関しても、管理系人員の増加等や事業税の増加、研究開発費の増加により金額としては増加したが、販管費率では1.3ポイントの減少(増収効果による)となった。
結果として各利益ともに過去最高を更新した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)