Josh Ye
[香港 10日 ロイター] - 中国のゲーム大手網易(ネットイース)は、米マイクロソフト と協力して「ワールド・オブ・ウォークラフト」など人気ゲームの中国配信を再開させる計画。両社が10日に発表した。
マイクロソフトが昨年買収した米ゲーム大手アクティビジョン・ブリザードの子会社ブリザード・エンターテイメントのゲームを中国で配信するため取り組んでいるという。
ネットイースはブリザードが開発したゲームの中国での運営を2008年から担ってきたが、知的財産権の管理を巡る対立からブリザードとの提携を昨年解消した。
その後、マイクロソフトがアクティビジョン・ブリザードを買収し、アクティビジョン経営陣が交代したことから両社の対立は和らいだ。
ブリザードのゲームは中国で特に人気がある。中国メディアによると、09年には「ワールド・オブ・ウォークラフト」だけでも国内利用者数が500万人に上った。