40%引きでご購読
🔥 当社AIが選択した株式戦略、テクノロジー大手、は5月までに+7.1%の上昇。株式がブームなうちに行動を起こしましょう。40%割引で開始

焦点は産油国の動向に

発行済 2016-01-21 10:25
更新済 2023-07-09 19:32
アナリストコメント

焦点は引き続き原油相場の動向で変わらず。

下のWTIチャート(日足)を見ると、標準誤差回帰分析バンドの下限まで急低下し、その後反転していることがわかる。この状況を考えるならば、目先、一度ショートカバー(=原油買戻し)の展開となる可能性があろう。
その場合、株式市場でも買戻し圧力が強まることで、外為市場では行き過ぎた円高の調整する展開となろう。
ただ、テクニカルで売られ過ぎのシグナルが点灯しても、最終的には需給というファンダメンタルズで価格が決定される以上、反発余地は限定的だろう。

原油相場が真に安定するためには、産油国間(OPEC加盟国と非加盟国間)での大幅な減産合意が必要だが、その合意がなされるかどうかは遅くとも3月のOPEC総会まで待つ必要がある。
ただ、生産コスト割れとなっている一部の産油国からは臨時会合開催の要請があるとの情報もあり「臨時会合開催→大幅減産で合意」となれば、3月まで待たずにファンダメンタルズ面での買い戻し材料が出現することで(大幅な減産合意に至ることで)、1バレル=38ドルレベルまで一気に戻る展開があり得よう(下のチャート参照)。

その場合、外為市場では資源国通貨のショートカバー圧力が強まろう。
また、「原油反発→株式市場安定化」によるリスク選好を背景に円&ユーロには一転して売りトレンドを形成しよう。

チャート:WTI日足チャート】
http://jp.investing.com/upload_images/testImg200010273.png
出所:Thomson Reuters Eikon

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます