【今日の予想通貨ペア】(欧州時間まで)
ドル円 118.79 下落 (4時間足)↓
予想レンジ 118.30~119.20
【THV V4による分析】
ファストトリックスの色が赤色に変わりました。
いったん戻り売りに押されると予想します。
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【昨日の概要】
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NYダウが+288ドル高と大きく反発したことを受けて日経平均株価も続伸、+390円高の17210円で引けました。
株高に支援されドル円も上昇、NY時間には119.31円の高値を付けています。
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【昨日の結果】
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・ダウ平均・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17778.15(+421.28 +2.43%)
・CME日経平均先物・・・・・・・・・・・・・17555(+370 +2.15%)
・NY金先物12月限(COMEX)・・・1194.80(+0.30 +0.03%)
・NY原油先物11月限(WTI)・・・・54.11(-2.36 -4.18%)
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【経済指標】
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★★★
18:00 (独)12月IFO企業景況感指数
前回:104.7 予想:105.5 結果:105.5
★★★
18:00 (独)12月IFO景気動向期待指数
前回:99.7 予想:100.5 結果:110.0
★★★
18:00 (独)12月IFO景気動向現況指数
前回:110.0 予想:110.8 結果:101.1
★★★
18:30 (英)11月小売売上高(前月比)
前回:+0.8% 予想:+0.4% 結果:+1.6%
★★★
18:30 (英)11月小売売上高(前年比)
前回:+4.3% 予想:+4.4% 結果:+6.4%
★★★
22:30 (米)新規失業保険申請件数
前回:+29.4万件 予想:- 結果:
★★★
24:00 (米)12月フィラデルフィア連銀製造業景況指数
前回:40.8 予想:26.0 結果:24.5
★★★
24:00 (米)11月景気先行指数(前月比)
前回:+0.9% 予想:+0.5% 結果:+0.6%
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【今日の戦略】
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★━ ポイント ━━━━━━━━━━━━
△強気材料:NYダウが+421ドルの大幅高、米利回りの上昇
▽弱気材料:戻り売り、原油安
◆ドル円は一時119.31円まで上昇
◆米10年債利回りも2.206%へ上昇
◆スイス中銀が-0.25%のマイナス金利を導入
◆ユーロとスイスフランが売られる
◆ポンドと豪ドル上昇
◆原油価格が再び54ドル台へ下落
◆日銀金融政策決定会合の結果公表
◆16時独1月GFK消費者信頼感調査が発表
◆日経平均先物は+340円高の17550円
☆株高円安が継続と予想、戻り売りや原油安に注意
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<株高円安が継続、ユーロとスイスフランのみ売られる>
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昨晩のFOMCで、利上げ時期はまだ先になることが示唆されたことから、NYダウは+421ドル高と大幅続伸、株高円安の地合いが継続しました。
ドル円は一時119.31円まで上昇、24時に発表された米12月フィラデルフィア連銀製造業景況指数が予想26.0に対し結果24.5と予想を下回ってしまったため売りに押されましたが、株高の支援を受けて118円台後半での推移が続いています。
米10年債利回りも2.206%へ上昇したうえ、スイス中銀が-0.25%とマイナス金利を導入したことからスイスフランが急落、ドルスイスが上昇したことでユーロドルは一時1.2266まで下落、ユーロ円も冴えない動きとなっています。
▼米10年債利回り
ただ、ポンドは予想を上回る英11月小売売上高を受け上昇、豪ドルも株高により買い優勢となっており、ユーロとスイスフランのみ売られています。
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<原油価格の値動きに注意>
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昨晩の原油価格は、一時58ドル台まで回復していたのですが、NY時間に急落して再び54ドル台となってしまいました。
ダブルボトムを形成すれば反発となりますが、底割れした場合は再び下値模索が継続することになります。
▼原油(4時間足)
昨日はプーチン大統領の年次演説が行われ、1-10月期のロシアGDPは0.6-0.7%、今年は記録的な実りのある年だった、金融市場の混乱でもロシアの歳入は歳出を上回る見込みと強気な内容だったことが安心感につながったものの、石油や天然ガス産業はGDPの約25%、輸出収入の約55%を占めているため、原油安が続くようであれば再びロシア危機が訪れることになります。
ロシアルーブルも、ロシア中銀の介入によって下げ止まっていますが、反発しているわけではないため引き続き注意が必要でしょう。
▼ドル/ルーブル(日足)
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<ドル円 オーダー状況>
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121.00円 売り
120.50円 売り
120.00円 売り厚め
119.50円 売り
118.96円 12/19 03:43現在(高値119.31円 - 安値118.26円)
118.50円 買い
118.00円 買い
117.50円 買い
117.00円 買い
116.50円 買い
昼ごろ日銀金融政策決定会合の結果が公表されますが、特に新しい材料が出るとは思えず、無難に通過すると思われます。
日経平均先物は+340円高の17550円と大幅に続伸しているため、引き続き株高円安の地合いが続くと予想しますが、戻り売りも出ると思われ上値余地は小さいと見ます。
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【経済指標】
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16:00 (独)1月GFK消費者信頼感調査 前回:8.7 予想:9.0