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2014年12月9日のFX為替相場予想

発行済 2014-12-09 07:30

【今日の予想通貨ペア】(欧州時間まで)

ドル円 120.68 下落 (4時間足)↓
予想レンジ 120.00~121.00



【THV V4による分析】

トリックスが同色の赤色でクロス、下降トレンドとなっています。
下値模索が続くと予想します。




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【昨日の概要】
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日経平均先物は時間外で+140円高となっていたものの、ザラバ前に発表された日本のQ3GDP(2次速報値)が予想を下回ったことから売りに押され、+15円高の17935円で引けました。

ドル円は121.85円から121円台半ばへと下落、NY時間にはさらに下押しして一時120.21円の安値を付けています。


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【昨日の結果】
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・ダウ平均・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17852(-106.31 -0.59%)
・CME日経平均先物・・・・・・・・・・・・・17735(-310 -1.72%)
・NY金先物12月限(COMEX)・・・1194.90(+4.50 +0.38%)
・NY原油先物11月限(WTI)・・・・63.05(-2.79 -4.24%


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【経済指標】
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★★★
08:50 (日)10月国際収支‐経常収支
前回:+9630億円 予想:+3701億円 結果:+8334億円
★★★
08:50 (日)10月国際収支‐貿易収支
前回:-7145億円 予想:-5696億円 結果:-7666億円
★★★
08:50 (日)Q3GDP<2次速報値>(前期比) 
前回:-0.4% 予想:-0.1% 結果:-0.5%
★★★
08:50 (日)Q3GDP<2次速報値>(前期比年率) 
前回:-1.6% 予想:-0.5% 結果:-1.9%
★★★
08:50 (日)Q3名目GDP<2次速報値>(前期比) 
前回:-0.8% 予想:-0.5% 結果:-0.9%
★★★
08:50 (日)Q3GDPデフレータ<2次速報値>(前年同期比) 
前回:+2.1% 予想:+2.1% 結果:+2.0%
★★★
11:00 (中)11月貿易収支
前回:+454.1億ドル 予想:+435.0億ドル 結果:+544.7億ドル
★★★
11:00 (中)11月輸出(前年比) 
前回:+11.6% 予想:+8.1% 結果:+4.7%
★★★
11:00 (中)11月輸入(前年比)
前回:+4.6% 予想:+4.0% 結果:-6.7%


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【今日の戦略】
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★━ ポイント ━━━━━━━━━━━━
▽弱気材料:株安、過熱感が高い
△強気材料:なし
◆ドル円は120円台前半から半ば付近へ下落
◆米10年債利回りは2.261%へ下落
◆ユーロドルやポンドドルは上昇
◆豪ドルドルは小幅安
◆原油が-4%超の大幅下落
◆日経平均先物は、時間外で-200円安の17735円
☆株安円高が終日続くと予想
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<株安によりドル円は120円台へ下落>
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世界的な株高が続いてきましたが、昨晩はNYダウが-100ドル超下落し、ようやく一服した様子。

まだまだ過熱感は高いため数日程度下落が続いてもおかしくないとは思うのですが、トレンド転換したかどうかはまだわからず、ドル円が120円を割れれば下値模索の場面へ移行したとみてよいでしょう。

ドル円は昨晩の下落で先週末の米雇用統計で上げた分を帳消しにしており、上値の重さが伺えます。


日経平均株価も、悪材料が次々と出てくるなか騰落レシオが134.8%と高止まりが続く異常事態となってきたため、いったん売りに押されると予想します。

日経平均先物は、時間外で-200円安の17735円とはしごが外された状態となっており、フィッチやS&Pによる格下げ懸念もあることから上値はかなり重いでしょう。

そもそも、なぜ18,000円まで上昇してきたのかよく分からず、多少の調整は当然と言えます。

週末にはメジャーSQを控えているため、乱高下することになりそうです。

▼騰落レシオ



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<原油価格下落がドル売りにつながる可能性も>
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昨晩は原油が一段安となり、-4%超の大幅下落となりました

値ごろ感から買戻しが入る場面もあったものの、ファンド勢が更に売りを強めるのではとの懸念が根強く、反発できません。

▼原油(日足)



原油価格をはじめとした資源価格が下落することで、インフレ期待が鈍化する可能性もあり、そうなるとFRBが利上げを急ぐ必要がなくなってしまうため、ドル円も上値を追いづらくなるでしょう。

原油安はドル高要因ではあるものの、短期的な急変では株安につながる可能性もあり、注意が必要です。

米10年債利回りも2.261%と伸び悩んでいるため、ユーロドルやポンドドルは上昇しましたが、豪ドルドルは原油安により小幅に下落しています。

▼米10年債利回り



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<ドル円 オーダー状況>
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123.50円 売り厚め、OPバリア観測
123.20円 売り厚め・超えるとストップロス買い
123.00円 売り厚め、OPバリア観測
122.50円 売り厚め・超えるとストップロス買い、OPバリア観測
122.15円 超えるとストップロス買い大きめ
122.00円 売り厚め・超えるとストップロス買い、OPバリア観測
121.50円 売り
121.00円 売り

120.52円 12/9 5:35現在(高値121.86円 - 安値120.20円)

120.00-20円 断続的に買い
119.50円 買い
119.00円 買い


株・為替とも過熱感が高く、終日売りに押されると予想します。

昨日の悪化したGDP2次速報値を受け、国債格下げや投資判断引下げが発表される可能性もあるため要注意


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【経済指標】
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★★★
16:00 (独)Q3労働コスト(前期比) 前回:+0.7% 予想:-
★★★
16:00 (独)Q3労働コスト(前年比) 前回:+1.7% 予想:-
★★★★
18:30 (英)10月鉱工業生産指数(前月比) 
前回:+0.6% 予想:+0.2%
★★★★
18:30 (英)10月鉱工業生産指数(前年比) 
前回:+1.5% 予想:+1.8%
★★★
18:30 (英)10月製造業生産高(前月比) 
前回:+0.4% 予想:+0.2%
★★★
18:30 (英)10月製造業生産高(前年比) 
前回:+2.9% 予想:+3.2%
★★★
24:00 (米)10月JOLT求人労働移動調査
前回:473.5万件 予想:477.0万件
★★★
24:00 (英)NIESR11月GDP予想 前回:+0.7% 予想:-

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