21,000円を回復できるかと期待しましたが、またトランプ大統領の言動で足を引っ張る形になりました。売り材料が多いということでもないのですが、「動いた方につく」というような取引も多いようで、大きな下げとなりました。このまま下値を試すということになるのでしょうが、20,300円~20,500円のところでは下げ止まると思います。 ☆ テクニカル分析 ☆ 日経平均 大きく下に放れた形で、下値を探る展開となりそうです。下値めどとすれば、2月安値の20,300円水準、そして1月の保ち合い水準である20,000円台前半ということになりそうです。20,500円を意識するところで買戻しが入るかどうかということになるのでしょう。 ☆ 本間宗久相場三昧伝 ☆ 冴えない展開が続いていますが、割安銘柄を買ってもなかなか上昇してくれず、返って下落してしまうという感じです。こうした時にはゆっくりと考えるということが必要で、買ってすぐに上がらないからといって腹立ち売りをすると逆に今度は上昇するということになりそうです。 相場三昧伝のなかでも「腹立売り腹立ち買い致すべからざる事」として文字通り、腹を立てての売り買いをしてはいけないと戒めています。自分の思うとおりにうまく行かないからといってすぐにどうこうしようとするのではなく、底は落ち着いて「休むも相場」ということなのでしょう。