イングランド銀行による決定のポイント
イングランド銀行による今回の発表のポイントは以下の2点です。
(1) 政策金利であるレポ金利を過去最低の0.5%に据え置く
(2) 資産買い取りプログラムの規模も3750億ポンドで維持 イギリスは2009年の3月に、政策金利を過去最低の0.5%に下げて以降、5年5ヶ月にわたって維持しています。 今回のイングランド銀行による決定では、政策金利も資産買い取りプログラムも変更なく、金融緩和の姿勢が維持されました。
米国では、米連邦準備理事会(FRB)が10月に量的金融緩和の終了を予定し、来年には利上げが行われるだろうと予想されています。
同様にイギリスでも近いうちに利上げされるのではないかと予想されており、この米国・イギリスの利上げが、グローバルな債券/株式/為替市場に大きな影響を与える可能性があります。
イングランド銀行による金融政策の今後の見通し
続きを読む マネーの達人