米国と中国が90日間追加関税の見送りに関して合意し、月曜日のアジア時間で金価格は上昇している。
ニューヨーク商品取引所で2月限金先物は、日本時間午後12時24分において0.25%高の1229.10ドルとなっている。
金価格は先週の金曜日から上昇を始め、ドル安を背景に1222から0.6%上昇し、1230ドルとなっている。
米ドルインデックスは、0.3%安の96.9となっている。米ドルインデックスは、トランプ米大統領と習近平国家主席の会談を受けて97.213まで上昇していたが、月曜朝のドルは下落している。
先週末にアルゼンチンで行われたG20首脳会議で、トランプ米大統領と習近平国家主席は90日間、追加関税を課さないことで合意した。90日間で、米国と中国は構造改革協議を進めることに合意している。
この米中の会談によって、株式と原油は上昇している。現在米国は200億ドル相当の中国製品に対して10%の関税を課しているが、90日間で合意に至らなかった場合、25%の追加関税が課されることになる。
また、3月限の銀 は1.08%高で14.370ドル。 銅は1.93%高で2.846ドル、1月限の白金は1.35%高で811.40ドルとなっている。