18日の原油価格は小幅安。またOPECプラスは生産方針会議の日程調整に難航している。
18日午後4時07分時点でWTI原油先物は0.56%安の51.64ドル、ブレント原油先物は0.64%安の60.55ドル。
OPECプラスが協調減産の方針を定める会議の日程調整に苦心しているという報道が原油価格を下押ししている。
サウジのファリハエネルギー相は、25-26日に予定しているOPECプラスの会議について、ロシアが日程に反対していることを示唆した。
またロイターによると、イランのザンギャネ石油相はもともと7月の会議を予定していたという。
ホルムズ海峡で石油タンカー2隻が攻撃を受けた報道で先週の原油価格は下支えされていた。
また6月28-29日に大阪で開催されるG20サミットにおける米中首脳会談にも注目が集まる。
トランプ米大統領はG20サミットで習中国国家主席と会談する旨を発言したが、中国側は米中会談の有無について明言していない。